結婚してからぽっちゃりと・・・男女で違う「幸せ太り」の原因って？

「結婚したらいつの間にか体重が増えてしまった・・・！」そんな悩みを抱えている人もいるはず。俗にいう「幸せ太り」ですが、できれば体型はキープしていたいですよね。

そもそも、なぜ人は結婚後に太ってしまうのでしょうか？ここでは、男女別にみた幸せ太りのメカニズムを紹介します。

◆男性の場合

テストステロンの減少

幸せ太りは男女関係なく起こるものではありますが、その原因は少し異なります。男性の場合は、幸せを感じると男性ホルモンの一種である「テストステロン」が減少します。テストステロンが減少すると、筋肉量が減ってしまいまうのです。

筋肉量が減れば消費カロリーも減少し、代謝は低下します。これが男性の幸せ太りの原因の1つです。

男性は筋肉量を増やすため、トレーニングを少しずつ始めてみましょう。人間の代謝は年齢と共に少しずつ低下するので、後悔しないように今から筋力をつけておくことをおすすめします。

手料理の食べ過ぎ

幸せ太りと聞いて誰もが思い浮かべるのが、「奥さんの料理がおいしく、ついたくさん食べちゃう」という状況。一人暮らし時代は食事に気を配っていなかった男性も、これからは奥さんが毎日手料理を作ってくれるようになります。そのおいしさについ普段よりも多く食べてしまい、カロリーオーバーになってしまうことは珍しくありません。

奥さんが張り切って料理をしている。それをわかっているから、ちょっと多くても残さず食べる。こうして、幸せ太りをしてしまいます。

せっかくの手料理を残すのはもったいないですから、ここはひとつ奥さんに協力してもらい、食事量を見直しましょう。油っぽい料理を減らしてヘルシーにするなど、少しの工夫が大切です。

◆女性の場合

ストレス解消

女性の場合は、環境の変化によるストレスが関係していると言われています。結婚して家庭に入る場合も、仕事を続ける場合でも、家事や育児で生活リズムがガラリと変わりますよね。やはり慣れないうちは知らず知らずのうちにストレスを受けるもの。

そこで甘いものやお菓子などを食べて、安心感を得たり、気持ちを落ち着かせているのです。そうすると摂取カロリーは当然増え、体重は増加していきます。これが女性の幸せ太りの一因です。?

ストレス解消のためには、十分な睡眠をとったり、親しい人と会ったりして気分転換をはかることも大事。それでも食べてしまうなら、いっそお菓子を家に置いておかないという方法も。

運動不足と間食のループ

また、今までの仕事を辞めた人は、外出する機会が減るため自然と運動量も減ってしまいます。家にいる時間が増えると、おやつに手が伸びやすくなるもの。

いちばんの対策はなるべく外出をするように心がけ、運動量を増やすことです。 いつもより長めの距離を散歩してみたり、空いている時間帯にジムで汗を流したりしてみましょう。

◆結婚前の生活習慣もポイント

結婚前から規則正しい生活習慣がついていれば、結婚後に体重が増えてしまってもさほど心配はありません。筋肉量をキープするために適度な運動を続けたり、よく噛んで食べる、食事量をしっかり把握しておくなどちょっとした心がけでOK。

悪習慣を定着させないためにも、日頃から意識しておきましょう。