20代半ばから30代にかけて女性には「結婚適齢期」。この時期になると女性は「結婚しなくてはいけない」という脅迫観念にかられ、結婚を焦ってしまいがちです。
しかし、結婚を焦ったあまりに失敗したという意見もよく耳にします。今回は、焦る気持ちに歯止めをかけ、結婚とじっくり向き合うための方法を4つご紹介します。
◆まずは相手をしっかり見極める
焦って「結婚をすること」を目的にしてしまうと、女性は男性の本質を見抜けなくなってしまいます。お金の使い方が荒かったり、浮気癖がある男性でも、結婚しようと言われると女性はついつい飛びついてしまいますよね。しかしそういうカップルは結婚をしても、いずれ揉め事を起こし離婚に発展することも多いのです。
結婚は、女性の人生を左右する大切なこと。結婚をすることを目的にしてしまうと思わぬ失敗をしてしまうかも。「一生離れられない友人」を探すつもりで、じっくり相手の本質を見極めてみましょう。
◆結婚生活の大変な面とも向き合う
結婚をするというと、多くの女性は結婚式の華やかな1日を想像するかもしれません。しかし、結婚はしたことがある人にしかわからない苦労する面もあります。
好きな人と一緒になったとしても、子供が生まれればお金もかかります。自分の時間も好きなだけは取れません。家事と育児に追われ、おしゃれするのもままならない時だってあるでしょう。
周りに既婚者の友達がいれば、その現実についても話しを聞いてみましょう。苦労している面の話も聞き、「それは今の自分にはちょっと無理そう……」と少しでも思った人は、今はまだ結婚のタイミングではないのかも。
◆結婚以外の幸せも探ってみる
誰でも隣の芝は青く見えるもの。結婚している人はしていない人を、していない人はしている人を少なからず羨む傾向はあります。つまり結婚している人から見れば、独身のメリットだってたくさんあるのです。
まずは趣味・仕事・ペットなど、今の自分の幸せや打ち込んでいること、努力していることについて考えてみましょう。そしてその幸せを今以上に大切にしてみるのも良いのではないでしょうか。結婚に焦ってばかりいるよりも、そういったことに打ち込んでいる姿の方が男性からも魅力的に見える場合もあります。
「自分の幸せは本当に結婚だけにあるのか?」それをもう一度考えてみるのも大切です。結婚しないといけないという強迫観念があるだけで、自分の本当の幸せは結婚とは別にある可能性だってあります。
◆計画をノートに書き出してみる
結婚適齢期の皆さんの中には、「親が急かすから結婚を焦ってしまう」という人も多いようです。しかしとりあえずそれは置いておいて、今の自分にとって結婚が本当に必要かどうかを改めて考えてみましょう。
今現在、自分の力で稼ぎ自由を満喫している人も多いのではないでしょうか。周りからの圧力や体裁などは一回忘れ、自分にとっての結婚のメリット・デメリットをノートに書き出してみましょう。そして、今後の人生においてやりたいことなどの計画もノートに書き出してみましょう。そうすることで、今本当に自分は結婚したいのかどうか?自分の本当の気持ちや計画が見えてきます。
今必要ないものを必死で手に入れようとしても、手に入れた時点で「なんだか違う」と拍子抜けしてしまうことになるかもしれません。
結婚適齢期だから結婚しなくては!と気持ちだけ焦って行動してしまう前に、今の自分と結婚について冷静に考えてみましょう。そうすることで焦らずじっくり結婚と向き合うことができるようになります。