「結婚をするなら、同じ職場や職種の人でお互いの仕事の苦労が分かる人がいい」という意見はよく耳にします。確かに、相手の仕事の苦労やリズムが理解できないと、なかなか一緒に生活することは難しいですよね。
今回、マッチアラーム株式会社が20代〜30代の独身男女1,588名を対象に「社内恋愛はありか、なしか」を質問。独身男性の、社内恋愛への積極性とその理由が明らかになりました。
◆男性の方が「社内恋愛」に積極的!
今回の調査では、「社内恋愛はありですか?」という質問に対して、「あり」と回答した人が、男性は72.9%、女性は64.5%と共に半数を超える結果に。男性の7割以上が社内恋愛を好意的に受け止めいることから、女性よりも社内恋愛に積極的であるということがわかります。
年代別に見てみると35〜39歳が最も高く、77.8%が「あり」と回答。次いで多かったのが30〜34歳で71.8%となりました。意外にも、20代よりも30代の男性の方が、社内恋愛はOKと考えているようです。
気まずくなってしまったり、バレると面倒にもなる社内恋愛をよしとするのは、どのような理由からなのでしょうか。
◆社内恋愛OKのワケ1「同じ時間を共有できる」
「あり」と回答した男性の意見を見てみると、いつも同じ空間にいるからこそのメリットが聞かれました。
「仕事の苦労など理解してくれるから」(30代後半/福岡県)
「仕事を共にしてるのでお互いにどういった人かはわかるし、気持ちが伝わりやすいからありですね」(30代後半/大阪府)
「接することが多いので相手のことがよくわかるから」(30代前半/山口県)
「一緒に居られる時間が長いから」(30代前半/東京都)
「生活リズムが合うから」(20代前半/埼玉県)
「モチベーションが高まるから」(30代半ば/石川県)
やはり、同じ職場というのはお互いのことを理解しやすい存在だといえます。人柄や仕事上の人間関係などもわかるので、信頼しやすいのかもしれません。
また、生活のリズムが合うというのも大きなポイント。いずれ結婚をするとなると、生活のリズムはあっていた方がお互いストレスにならないので良いという人が多く見られました。
◆社内恋愛OKのワケ2「好きになったら仕方ない」
さらに「あり」と答えた男性の中には、好きになってしまったら職場だろうがプライベートだろうが関係無い、という情熱的な意見もちらほら。
「恋愛をするのに場所や人目は関係ないと感じるから」(30代前半/千葉県)
「職場も大切な生活空間の一つだから」(30代後半/秋田県)
「仕事の時とプライベートのギャップに惹かれるから」(20代半ば/広島県)
「お互いが好きなら社内だろうが関係ない」(20代前半/東京都)
「恋愛をするのに場所を選んではいられない」(20代前半/北海道)
一般的に「公私混同は良くない」と言われていますが、仕事に影響がないのならどこで恋愛に発展をしようが本人たちの自由なのかもしれません。仕事のときとプライベートでのギャップに惹かれてしまう、というのは社内恋愛の一番のエッセンス。オンとオフを使い分けることにより、素敵な恋愛関係を築けそうです。
しかし「結婚前提の真面目な恋愛に限ります」という意見も。男性側も、もし別れてしまったときのことを考えると、遊びではなかなか付き合えないのが社内恋愛。社内恋愛をしている人がいたら、それは相手も結婚を前提にお付き合いをしている証拠なのかもしれませんね。