別々に暮らしていたカップルが結婚するとなると、互いに生活がガラリと一変します。平日の夜や週末のデートのときだけ一緒に過ごすのではなく、仕事で余裕がない姿や、可愛くない姿さえさらけ出すことになる結婚生活。
そんな結婚生活に向けての準備期間に、大切にしたい心がけについて考えます。
◆相手への思いやりを忘れない
「マリッジブルー」という言葉を聞くと、女性が結婚前に「本当にこの人で良いのか?」「いま結婚して良いのか?」と、結婚を躊躇うことだと思いがち。間違ってはいないのですが、これ、実は女性だけでなく男性にも起こる現象です。
筆者もマリッジブルーになったのですが、先日主人に聞いてみたら「俺もあったよ」と言っていました。マリッジブルーに陥ると、どうしても自分の気持ちでいっぱいいっぱいになってしまって、相手を思いやる気持ちを失いがち。
そんなときは「彼にも不安があるのかも?」と考えて、一人で抱え込まずに話をしてみると良いかもしれません。不安はあって当たり前です。結婚後はより大切になる、相手を思いやる気持ち。準備中から大切にしていきましょう。
◆周囲の「雑音」に流されない
少数ですが、悲しいことに結婚報告に対して「おめでとう!」と言ってくれない人もいます。
私も「男性が結婚を決めるのは、好きな相手だからじゃなくてタイミングがいいからって言うよね」と言われましたし、「そんな早く結婚したら浮気されるよ!」「結婚って何が良いの?私は興味ないな」といった話をされたことも。そういう考えを持っている人もいるでしょうが、だからといってその言葉に自分が影響されてしまい、彼にケンカを売ってしまったりしないように気をつけましょう。
周囲の声は周囲の声。自分や彼の想いはそれとは関係ありません。結婚後も、周囲から言われる言葉に翻弄されてしまいそうになることは多々あります。準備中から、上手に聞き流す姿勢を身につけたいですね。
◆「結婚前にやっておかなきゃ!」と思わない
朝まで友達と飲み歩く、自分の好きなものを思いっきり買う・・・など「結婚前にやっておかなきゃ!」と思うことがあるかもしれません。でも、そんな風に思わなくて大丈夫。結婚後だって、夫婦の信頼関係さえあれば出来ないことはないのです。
私自身、「結婚したら○○ができなくなる」「結婚生活は自由がない」と思っていたのですが、それはただの思い込みだと気付きました。むしろ、ちゃんと帰ってくるという安心感から互いに自由な時間を作れていますし、「これを買おう」と目標を作り励ましあって貯金を頑張れたりするもの。
「結婚前にやりきらなきゃ!」と思うよりも「やりたいと思っていたことは、結婚してからゆっくりやろう」と決めて、楽しい生活を思い描くようにしたほうが良いでしょう。
幸せと複雑な気持ちが交差しがちな結婚準備の期間。これらの心がけを大事にして、楽しい結婚生活へ向けて頑張ってくださいね。