最近「こじらせている」なんて言葉をよく耳にするようになりましたよね。恋愛に疎く自信がないあまり、行動や考え方が空回りしている意味で使われることが多いこの言葉。
実は男性の中でも「こじらせている」人が増えているのですが、心当たりのある人は周囲にいませんか?女性への理想が高く、かといって男として自信がないため、いい年齢になっても思うように恋愛ができない男性が多いのだそう。
出会った相手がこじらせ男子で面倒くさい・・・なんてことにならないよう、今回はこじらせ男子の特徴と見極め方について分析してみましたのでご紹介します。
◆精神的に幼く、親・友人に依存しがち
こじらせ男子は精神面が子どものままの男性が少なくありません。恋をしたい気持ちはありながら恋愛経験が少ないので、女性へのアプローチの仕方がわからない。かといって「女性はこういうもの、付き合うならこういうタイプ」という異性の条件が狭く、自分のタイプにヒットする女性が現れないまま、女性が白馬の王子様を待つように時間だけが過ぎていってしまうのです。
この辺りは2次元の恋愛に憧れすぎて、リアルの恋がしにくくなっている女性と似ているかもしれません。彼らがこうした状態に陥ってしまっているのも、傷つくのが怖く自信がないため。自主性や積極性に欠ける男性は、こじらせ男子になりがちです。
例えば親兄弟に可愛がられて育っている場合、周りから守られているため傷つくリスクが少ないまま大人になってしまいます。親や友達に頼りっぱなしになっていないか、普段の生活パターンや行動範囲をそれとなく観察してみると、彼の大人としての成熟度が見えてくるかもしれません。
◆「どうせ俺なんか・・・」ネガティブ思考が抜けない
こじらせ男子は、基本的に自分のことにしか興味関心がありません。自分好みの可愛い、キレイな女性を目にしても、根本的に自信がないため「どうせ俺なんて相手にしてくれない・・・」と殻に閉じこもってしまっている男性が少なくないのです。
そのため、自分を卑下してしまうことが少なくなく、会話をしていてもネガティブ思考が目立ちます。彼が自分のことだけ一方的に話しながら、仕事やプライベートの悩みをこぼすことが多いのであれば、彼はネガティブ思考をこじらせてしまっている恐れが高いでしょう。
◆女性のお金の使い方が気になる
こじらせ男子は恋愛経験が少ないことから、おひとりさま期間が長い特徴があります。悪い意味で、お金を自由に使うことにすっかり慣れてしまっているため、付き合う女性のお金の使い方が気になる男性が多いようです。
デート中も女性の買い物のしかたが気になるようで、人によっては「そんなに高いもの買うの?」と、つい口を挟んでくる男性もいるようです。自分のことは棚に上げての発言が目立つため、ちょっとカチンとしてしまうことがあるかもしれません。
気になる「こじらせ男子の特徴」と、普段の行動にみる「こじらせ男子の見極め方」について挙げてみました。全体を振り返ってみると、こじらせ男子の問題点は根深いことが分かるはず。かといって、まだまだ成長過程の彼らなので、根が悪いわけではありません。
こじらせ男子をどこまで見守って育ててあげられるかは、女性側の考え方と腕次第です。彼らの特徴をよく踏まえたうえで、交際・結婚について考えていけるといいですね。