共働き家庭の増えた今、育児を女性だけに任せる家庭はかなり減ってきているはず。「イクメン」なんて言葉もだいぶ浸透してきましたよね。
一方で、「子どもが生まれると、男性は妻のことをもう女として見てくれなくなるのでは?」と心配する声もあります。いつまでも仲良し夫婦でいるためには、どんなことに気を付ければよいのでしょうか。?
◆決め手は妻の自分磨き!
出産後の女性がたどる道はざっくり分けて2パターン。出産を経てキレイになるパターンと、出産後も食事量が戻らず別人のように太ってしまうパターンがあります。出産後もキレイな妻でいられれば、男性は子どもを溺愛しても、妻を女性として見てくれるでしょう。そして、さらに大切な存在だと思ってくれるようになります。
出産後には体調と相談しつつ、エクササイズやスキンケアをする時間を持つようにしましょう。男性が家事・育児をするのには、妻の負担を減らしてあげたい思いもあるのです。妻が自分の時間を楽しんだり、自分磨きをしている姿は、夫の目から見ても微笑ましいものです。
◆感謝の気持ちを言葉で伝えよう
夫が家事・育児をしているときに「おむつのつけ方が間違っていた」「これやり直しておいて」と上から目線でものを言ったり、否定的な態度を取ったりするのは避けましょう。表に出さなくても、男性はプライドを傷つけられると相当落ち込んでしまいます。感謝の言葉もなく、してくれて当然のような態度を取られると、妻への愛情は冷めていってしまいます。
ですが、「あなたのおかげで本当に助かる」「あなたがいてくれて良かった。本当にありがとう!」と伝えれば、夫はとても嬉しい気持ちになります。「自分には家庭での居場所がある!」と思うようになり、あたたかく接してくれる妻には変わらず愛情を持てるでしょう。育児をするのは親として当たり前のことではありますが、感謝の気持ちを笑顔で伝えながら、イクメンパパを褒めたりねぎらったりするようにしましょう。
◆一緒に育児を楽しむ
夫がイクメンとして家事・育児をこなしている場合も、任せっきりではなく2人で育児を楽しむようにしたいですね。夫婦で楽しみながら子どもと接することができる、この事実は2人にとってとても幸せなものです。
子どもを溺愛しているから……と引かずに、「じゃあ私は食器洗いをしておくね」とさりげなく伝えたり、「ミルクを作ったほうがいい?」と夫に聞くようにしましょう。男性はあれこれ口出しされるのは嫌ですが、そうかと言って完全に放っておかれるのもきついのです。最初のうちは面倒かもしれませんが、助け合って育児をすることが当然の空気になれば、より多くの喜びを分かち合えるようになります。
◆男性の気持ちに寄り添ってあげて!
進んで育児をしている男性も、ときには疲れを感じているもの。妻を変わらず愛したくても、幼い子ども相手では余裕が持てないことだってあります。そんな中、妻がネチネチ言ってくると「誰のために頑張っているんだよ!」と怒鳴りたくなってしまいます。
ほとんどの男性は、「妻にもいつまでも元気で幸せでいてほしい」「皆で素敵な家族になりたい」と思っているはず。妻が気持ちを理解してくれれば、イクメンパパはとても癒されるのです。ときには「今日はパパはお休みね」と優しくいたわってあげると、一生妻を愛していくことができるでしょう。