結婚が決まると、テンションが上がって周囲が見えなくなっている人もいます。そんな状態で結婚式当日を迎えると、ゲストからすれば「なにこれ?」と言いたくなるようなドン引き演出がでてくることも・・・。
実際にゲストが「なにこれ?」と思ったドン引き演出の数々を聞いてみました。
◆ふたりの思い出をスクリーンで1時間上映
「新郎新婦の思い出についてまとめたDVDをスクリーンで延々と上映された。それも1時間くらいはあったはず。初デートから最近行った婚前旅行まで、新郎新婦のことはすべて知ったかもというくらい濃い内容だった」(31歳/教育)
ふたりの思い出をスクリーンで上映することは珍しくないですが、それが1時間という超大作となれば話は別です。あまりにも長いので、ゲストは退屈してしまいそう・・・。
◆新郎新婦のデュエットで「3年目の浮気」
「ウケ狙いのつもりなのか、新郎新婦がヒロシ&キーボーの『3年目の浮気』をデュエットしていた。結婚した日に浮気の歌を歌うなんて・・・。しかも新婦はホスト狂いだった過去があるので、本当に浮気がありそうで怖い」(32歳/建設)
結婚式の日に、しかも新郎新婦で浮気がテーマの歌をデュエットするとは・・・。ゲストも笑うに笑えません。
新婦がホストにハマっていることを知っているゲストにとっては、いっそう複雑な気持ちですね。
◆えっ、また中座?お色直しが4回も
「花嫁のお色直しが4回もあって待ちくたびれてしまった。毎回とてもキレイなドレスなので、本当だったら惚れ惚れしたのだろうけれど・・・疲れきっているとなんの感動もなし。お色直し中のドレスの色当てゲームもすぐに飽きてしまう」(29歳/医療)
結婚式は花嫁が主役。キレイなドレスを着る機会はそうそうないので、たくさんの衣装を着たい気持ちは十分にわかります。
しかし、それではゲストが放ったらかし状態に。花嫁のファッションショーを眺めるだけでくたくたになってしまいます。
◆いつまで続くの・・・新郎新婦の長時間に渡るダンス
「新郎新婦は学生時代のダンス部で知り合ったらしく、二人の創作ダンスをどうしてもゲストに見せたかったとのこと。一生懸命踊ってくれてはいたけれど、長時間踊っているから新婦は汗だくだし、正直上手でもないし、退屈だった」(28歳/教育)
新郎新婦にとっては大切なダンス。踊ることでふたりの愛を表現したかったのかもしれません。でも、長時間のダンスはメイクが崩れたりゲストが退屈になったりと、マイナスポイントばかり。
楽しい演出ならゲストも大喜びですが、新郎新婦の自己満足に終わってしまうドン引き演出ではつまらないものとなってしまいます。演出を考える際には、「ゲスト目線だとどう思うか?」を意識したいですね。
みんなが楽しい披露宴になるよう、しっかりと考えていきましょう!