アラサーにもなれば、結婚式に何度かお呼ばれしているはず。友だちの結婚を喜び、お祝いをするのは楽しい時間ですよね。しかし、独女にはそれ以外の複雑な気持ちも湧いてきます。結婚式で独女はどのような思いをするのか、聞いてみました。
◆豪華な結婚式、素敵な新郎・・・つい妬んでしまう
「結婚式の費用を、聞いてもいないのに花嫁がわざわざ教えてくれました。300万は軽く超える立派な結婚式でしたが、私にこんな豪華な結婚式は無理そう。そんなにお金を出してお姫様な結婚式ができる花嫁、羨ましい!」(29歳/運輸)
「新婦は可愛くないのに、新郎は一流企業のイケメン。納得いかない」(26歳/金融)
頭では「妬んだって無駄」とわかっていても、ついモヤモヤしてしまうのが人の性。豪華な式から帰ってきて、撮った写真を見返しているうちに凹んでしまったという独女は少なくなさそうです。
◆同じテーブルにいる独女は私のみ・・・
「学生時代の友だちにお呼ばれされたんですが、私のテーブルに座る友だちは全員既婚者。テーブルでは育児や旦那の愚痴が飛び交い、私は会話にまったく入れませんでした。花嫁よりもテーブルのみんなが眩しかった」(29歳/アパレル)
「仲良し女子会グループの子の結婚式。彼女が結婚したことで、女子会グループの中で独身なのは私だけになりました。テーブルでニコニコしつつも、自分だけが独女なのはキツイです」(32歳/介護)
友だちがどんどん結婚をしていくと、気づけば自分だけが独身というときがあります。結婚式のテーブルでそれを思い知らされる独女もいるようです。
◆ご祝儀払ってるのに、ケチりすぎじゃない?
「会場はちょっと古い感じがしたし、お料理もおいしくなかった。引き出物も薄いカタログで、せっかくお祝いしに行ったのに微妙な気持ちになりました」(30歳/事務)
「言っちゃ悪いけど、同僚の式はどう見てもケチっていた。新婚旅行は有給をたっぷり取って豪華にヨーロッパを周遊したらしく、もしかしてご祝儀で儲けたのでは・・・ともっぱらの噂になっています」(28歳/公務員)
ご祝儀に加えて、当日のヘアセット代や衣装代・交通費など、そこそこの出費は免れない結婚式。あまりにも節約しすぎの披露宴や、ご祝儀の額に見合わないクオリティの料理だと、「なんだかな・・・」という気持ちになりますよね。
◆新郎の自慢を延々とされ、最後にトドメを刺された
「幸せの絶頂期なので、新婦が新郎自慢をしたいのはわかります。わかりますが、しつこく延々とされたときはうんざりしました。最後には『あなたも私の旦那みたいな、いい男をみつけなよ』と言われ最悪です」(27歳/飲食)
結婚式の場では、舞い上がってしまって新郎の自慢もしたくなるのでしょうね。軽い自慢なら微笑ましいものですが、過剰に自慢されると独女ではなくてもイライラしてしまいます。特に最後の一言は「余計なお世話!」と言いたいですね。
心からお祝いしたいと思っても、なにかすっきりしないものを抱えてしまう独女たち。結婚という幸せを手に入れた人をみると、ついモヤモヤとしてしまいます。
でも、それを顔に出さないのがデキる女というものです。心の中に芽生えた負の感情は、素敵な出会いのためのエネルギーに変えてみてはいかがでしょうか。「今度は私がモヤモヤさせてやる!」という勢いで、明るくいきましょう。