結婚準備

ゲストにキスされる?世界の珍しい結婚式の風習5選

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最近の結婚式といえば、ウェディングドレスを着てチャペルや教会で行うものが主流になってきていますが、日本古来の結婚式といえば「神前式」が挙がってきます。「白無垢」や「黒引き振袖」を着て、伝統的な日本らしい結婚式が魅力的ですよね。

そして、日本と同じように世界の各国でも古来からの風習や、伝統を受け継いだその国々の結婚式スタイルというものが存在します。

そこで今回は、世界の少し変わった結婚式の風習をご紹介していきます。私たち日本人から見ると思わず「なにそれ!?」と感じてしまうものもありますよ。

◆韓国「新郎の足の裏を棒でたたく!?」

日本のお隣の国「韓国」にも結婚式で行われる珍しい風習があります。

なんと新郎が結婚前夜に裸足にさせられて、友人や付添人に木の棒や魚で足の裏を叩かれるというものなのです。

とても痛そうな風習ですが、韓国では大切にされている行事なのだとか。新郎の「性格」や「忍耐力」「精神力」を試すための儀式とされています。

◆北ドイツ「キスされまくりな結婚式」

ドイツの一部の地域では、結婚式のゲストたちが新郎新婦へキスをすることでお祝いの気持ちを表すという風習があります。

新郎側の女性ゲストは新婦へ、新婦側の男性ゲストは新郎へと異性間でキスを送るようです。

2人の永遠の愛を誓い合う晴れの結婚式にこれが行われたら、日本人の私たちからすると少しジェラシーを感じてしまうような風習です。

◆インドネシア「自由なスタイルな結婚式」

インドネシアの結婚式では、式場に設置されたステージにいる新郎新婦に向かってゲストたちが一列に並び、お祝いの言葉を告げていくというものが一般的です。

その他には、写真タイムやカラオケなどが催されますが、少し珍しいのはここから。結婚式に参列したゲストたちは、新郎新婦に挨拶が終わると次々と式の途中で帰ってしまうのです。

少し寂しい気もしますが、それがインドネシアの結婚式の風習です。

◆スコットランド「前夜祭に新郎新婦が真っ黒に」

結婚式の前夜祭として、スコットランドでは新郎新婦に黒いドロドロとした液体をかけるというものがあります。魚や卵、野菜などを混ぜ合わせた黒い液体を頭からかぶるのですが、これには「食べることに一生困らないように」という願いが込められているのです。

さらに、新郎新婦は真っ黒いその状態のまま町中をパレードしていきます。この黒い液体は色々な食べ物を混ぜ合わせているため、結構な臭いがあるというのが特徴です。

見慣れない日本人からすると「臭うし、汚れるし、恥ずかしいし」と思ってしまうかもしれませんね。

◆チェコ「仰天のはじめての共同作業」

結婚式でのはじめての共同作業といえば、ウェディングケーキのケーキ入刀を想像する方が多いと思いますが、チェコの結婚式では「投げられたお皿を掃除する」というものがはじめての共同作業です。

新郎新婦の足元にお皿が投げられると、もちろんお皿は割れてしまいます。それを2人で掃除するのです。日本では絶対にありえない共同作業ですが、チェコでは「これから2人で力を合わせて生きていく」という思いを周囲に見せるためにも大切な儀式なのです。

世界にはたくさんの結婚式の風習があります。日本人から見ると変わっていると思うようなものでも、その国の人たちからすると「幸せになるための当然の儀式」なのです。

少し変わった結婚式がしたい!と考えている人は、気になった儀式を自分の結婚式に取り入れてみると、特別な思い出ができそうですね。

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