挙式後に行われる新郎新婦のブーケトス。女性なら誰もが一度は憧れる場面であり、幸せに満ちあふれていますよね。
そもそもブーケトスは、挙式を済ませた花嫁が後ろ向きになって結婚式に参加している未婚女性のゲストに向かってブーケを投げると言う演出です。そのブーケを受け取ることができた女性は近く結婚できる、という言い伝えから、日本でも広く取り入れられている演出の一つです。
また、男性が行うブーケトスの場合は、新郎が新婦のガーター ベルトを外して後ろ向きで投げ、受け取った方が次の花婿になれるといったいい伝えがあります。
ただし、最近では周りの目を気にして取りに行かない。未婚といわれるのが恥ずかしい。という参加者が増えてきている、そもそもブーケトスをしない結婚式というのも増えているのが現状です。
そんな定番中の定番であるブーケトスですが、最近ではちょっと変わったスタイルが増えているのだとか。今回はその一部をご紹介します。
◆キャベツにゴーヤも!?「お野菜トス」がネットで急増
Twitterには、ブロッコリーを用いた「ブロッコリートス」の写真がちらほら。場合によっては、律儀にリボンまでつけられたマヨネーズも一緒に投げられることもあるそうです。
なんでも、ブロッコリーは別名「幸せがたくさん詰まっている野菜」。たくさんの房があることから子孫繁栄などの意味が込められているとされます。
また、フランスのことわざ「女の子はバラから、男の子はキャベツから産まれる」にちなみ、キャベツの花が大きくなったカリフラワーが選ばれることも。その理由で、ブロッコリー/カリフラワートスは新郎がやる場合も多いようです。
他にも、ゴーヤ、キャベツ、別名「ブッダヘッド」と呼ばれるロマネスコなど、本当に様々な「お野菜トス」が行われている様子。まさか野菜とは!というサプライズブーケなら、招待された人も思わず笑顔になってしまいそうですね。
◆もはや「トス」を超えた!大勢で楽しめるセレモニー
そんな中、さらなる進化形もどんどん登場しています。ブーケトス、といえば新婦が後ろ向きになって、エイッと投げる姿がよく見られますが、それを一風変えてしまった!という人もいるようです。
あるカップルが準備したのはブーケではなく、なんとバットと野球ボール。新婦が投げたボールを新郎が豪快にホームランするという斬新なスタイルをとったそうです。見ていてとてもワクワクでき、スポーツ好きの2人にピッタリですよね。
また、風船をつかってちょっとした運試しをしたカップルも。色とりどりの小さな風船がたくさん入った大きな風船を用意。新郎新婦が勢いよくバルーンをクラッシュすると風船がゲストに降りかかります。とても素敵な光景ですよね。
風船が広がってカラフルな光景を眺めてワクワク。それぞれ好きなバルーンを手に取り、当たり色の発表を待ってドキドキ。大勢が楽しめるのもよいところです。
定番のブーケトスはもう飽きた・・・。そう考えている人は、ちょっと考えてみてもおもしろいかもしれませんね。