結婚準備

【本当は彼氏なんていないけど】彼との同棲生活にまつわるエピソード 36

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こんにちは! ライターのさえりです。

今日は4月1日。そう、エイプリルフールですね! 

嘘をついても許される日。独り身女子でも「彼氏いるんだ」と言っていい日(心は痛むけど)。彼がこうしてくれたとかあーしてくれたとか書いてもいい日(涙は出るけど)。

そういうことで、せっかくなので嘘の同棲生活を真剣に捏造してみようと思います。それでは行ってみましょう!

※なお本記事はカップルアプリBetweenのPRです。あらかじめご了承ください。


◆彼と出会った頃のはなし


エピソード1


彼との出会いのきっかけは、友達の紹介。転職したばかりだったわたしに、友達が「仕事漬けになるのはよくないから」と、年上でゆるふわパーマで背が高く、爽やかだけども少しいたずらっぽく笑う彼を紹介してくれました。性格は、友達曰く「めっちゃいいやつだよ」。

エピソード2


女同士の「かわいい子だよ?」と同じくらいアテにならない言葉を聞いて、若干めんどくさいなと思いながら、渋谷のカフェで待ち合わせして、友達と3人でご飯。最初の印象は「チャラそう」の一言。


エピソード3


チャラそう……と思ったものの、話してみると実際はすごく真面目で。彼はわたしと同じくIT系企業で働いているのだけど、将来やりたいこともはっきりしていて、今の時間をしっかり着実に歩んでいる真面目ボーイだということが発覚。それよりもその笑ったときの口の大きさ、本能的にトキめくからどうにかしてくれない?

エピソード4


正直仕事を頑張りたい時期で、彼氏なんて欲しくなかったからどうでもいいやと思っていたのですが、帰り際二人に話していると「ミュージカルとか好き?」って聞いてきて。

エピソード5


実際ミュージカル大好きなので「え、めっちゃ好きです!」って答えたら「本当に?じつは会社の先輩からミュージカルのチケット2枚もらってさ、よかったら行かない?」って、そんなのいくに決まってるし、あとそのゆるふわパーマ、右目の横のカールが可愛すぎるけどなんなの?

エピソード6


後日彼と待ち合わせしてミュージカル見に行ったんだけど、それまでの会話にも困ることもなかったし、なんなら趣味がめっちゃ近いことが発覚して、ものすごく盛り上がった覚えある。あとはよく「そう思わない?」ってクシャッとした顔で笑いかけてくる癖があるのも発覚。至福。

エピソード7


ミュージカルで感動して泣いてハンカチを取り出したら、彼もハンカチを取り出してるのが横目で見えて。もしかして気を利かせてハンカチを渡してくれるのかなと思って「あ、大丈夫。自分のあるから」って言おうと彼のほうみたら、彼自身がめっちゃ泣いてた。かわいいかよ。

エピソード8


その日はさくっとご飯を食べて帰ったんだけど、その後もずっと連絡とっていて、ミュージカルの3日後の水曜日にもご飯にいって、その週の金曜日にもご飯にいって、帰り道すこし散歩してたら彼が「あのさ、もしよかったら、付き合ってくれない?」って言いだして、ええええええええ!?!?!?

エピソード9


正直すごく嬉しかったけどこの年になって「付き合ってください」「はい、お願いします」みたいなの恥ずかしくてつい「えー?」とか余裕ぶって言ってしまい、(うわ、ミスった、なんで余裕ぶったの、なんなのわたしばかなの死ぬのなんなの)と思ってたら、彼が腕をパッと掴んできて「いや、ほんとに。一緒にいたい。だめ?」って上目遣いで聞いてくるわけ。

エピソード10


「あ……えっと……」って言葉に詰まって目線キョロキョロさせてたら、彼がすこし下唇を噛んだあとに、腕を引っ張って抱きしめてきて、耳元で「無理無理、断るとかナシだから」ってちょっと切ない声で言うから、

エピソード11


彼の背中に手を回して「もー、強引すぎでしょー」と笑ってごまかしながら、見事なフォーリンラブを決めました。

エピソード12


もちろんここまで全部嘘です。エイプリルフールだから。


◆同棲をはじめてからのはなし


エピソード11


そこから同棲までの期間がすごく短くて恐縮なんですけど、付き合って2ヶ月くらいでちょうどわたしの家の更新月がやってきて、それまでもうほとんど彼の家に入り浸りだったので、彼と一緒に住むことにしました。中目黒で。

エピソード12


彼と一緒に決めた部屋は、小さくてこじんまりしているけれど住み心地のいい部屋。駅からはまあまあ遠いけど、「気持ちのいい家にしよう」って二人で決めて、絨毯は緑の芝生みたいなやつにしたんですよね。

エピソード13


その芝生絨毯の上で、大の字になって「つっかれたーー!」って大きな声で言うのが好きで、その後「ふええ」とか「ふいい」とかよく分からない言葉を発するのもストレス発散になって大好きなのだけど、その声を聞いて彼が「あ、ぼくも」って走ってきて、隣に寝転がって「ふいいふえええふいい」って言うので「なにそれキモい」って笑ったら「えっ!?」って真剣に驚いた顔してくるので、くすくす笑ってぎゅーしてちゅーしてゴロンしてハピネス。

エピソード14


そういうはちみつよりも甘い生活を送っていて、彼とは家にいないときもずっと連絡を取り合っているのだけど、帰ってくるときに

さえりさん1

と、よくおみやげを買ってきてくれて。

内容は様々だけど、ある日はハーゲンダッツのクッキーアンドクリーム味、ある日は練乳アイスだったりして、とにかくわたしの好きなものをよくわかってくれているところが本当に好き。愛情しか湧かない。

エピソード15


ちなみに、今のカップルアプリのbetweenの画面も、一人二役。嘘は真剣に書かなくちゃ。

エピソード16


彼のほうが帰りが遅いことが多いので、彼が帰ってきたらかならず玄関まで迎えにいくようにしているし、彼が「たーだいま!」って「たー」のところ伸ばす癖が好きで、わたしも真似するようになったーだいま。

エピソード17


家では大体ふたりとも好きなことをして過ごしているだけど、彼の趣味はすこし変わっていてコラージュ? みたいなのを作るのが好きらしく、いろいろなものを集めては、切り貼りしてオリジナルのチラシみたいなのをつくっていて。よくわかんないけどその時の彼は大体すこし下唇を噛んで作業をしているので、その顔がかわいすぎて、大体ちょっかいかけちゃう。

エピソード18


コラージュつくっている彼の元に行って「なーにしてんの」って勢いよく隣に座ったら、机の上においてあった小さい紙が舞い上がっちゃって、「あ、ごめ……」って謝ろうとしたら彼が「……あ………」って本気で泣きそうな顔するから「ごめん!ごめん!」って探そうとしたら「冗談」って笑って上から覆いかぶさってきて「引っかかったなー」ってくすくす笑ってきて、イッツミラクルタイム。

エピソード19


ああもう本当に彼とは気が合うから、一緒に住んでいても苦じゃないし、お互い好きなことをしている時間を尊重しあえてすごく楽しいし、家事も手伝ってくれるし、たまにご飯作ってくれるし、何も言わなくてもよくわかってくれるし、大きな手で頭を撫でてくれるのも嬉しいし、あーこんな風にしあわせな暮らしってあるんだなー……

エピソード20


っていう嘘をまだ書かなきゃいけないの結構つらくなってきたな……。

エピソード21


がんばれわたし、フレフレわたし。

エピソード22


……えーと、それで、なんだっけ。ああ、そうだ、彼との生活か。

やっぱ同棲は何気ないやりとりさえもしあわせで居られるのがいいところですよね。

さえりさん2

と、こういうやりとりをして、うふふと笑いながらスーパーに行くようなこともちょこちょこあるんだよね、そういうのも幸せだよね、うんうんわかる。

エピソード23


もちろんたまには喧嘩することもあるんだけど、

さえりさん3

って感じで、素直に謝りあえるところも相性の良さなのかなとかぼんやり考える日もたまにあって。

エピソード24


友達からは「ほんと、昔の彼氏とはケンカばっかりしてたのにね」って笑われて、ちょっとドヤ顔で「相性なのかな」とか言ってみたりなんかもするでしょ。

エピソード25


と、まあこういう具合にしあわせな暮らしを送っているのだけど、このまえ彼と一緒に散歩にいって個人で営んでいる八百屋みたいなところで安かったオクラを買ったら、小銭がなくて。

「5円ある?」「5円……5円……」「はやくはやく」「5円……」「はやくぅ」「あ、ごめん無いわ」「えー無いの?」「あ、嘘あったわ」「どっちよー。もう、はやくしてー」「ホーイ」っていうやりとりしてたら、八百屋のおばちゃんが「あんたたち可愛い夫婦ね」なんて言うわけえええええええ!

エピソード26


「いやいやいやいや夫婦じゃないですよ」って言おうと思ったら、彼が「えへへ。そうですか?ありがとうございます」なんて言い始めて、アレ……?何も考えて無いように見えたけど、まさか、そ、そんなことも考えてるのかな……。

エピソード27


とかなんとか内心思いながら、野菜を受け取って帰っていたら彼が、「夫婦だってー」って嬉しそうにニヤニヤしてて、「なにニヤニヤしてんの」って言ったら「結婚してもずっと好きだろうなぁ」なんてボソッというし、その瞬間目の前で桜が舞うし、なーるほど、これが人生の春の訪れなんですかね?

エピソード28


やばいそろそろ結婚させないとこの話の終わりが見えない。

エピソード29


えー……。

彼と付き合って2年記念日の日に彼から

さえりさん4

ってなんかアレ?なになに、なにそれ?なんだろ……。

エピソード30


ってドキドキしてたら彼が帰ってきて。「じゃーん!」とか言いながら、大好きなオレンジのガーベラとかすみ草をたくさんあしらった花束を渡してくれるわけ。

エピソード31


「えーー!すごい!なにこれ!」って喜んだら、彼が「いや、ほら今日記念日じゃん?それでさ、ぼくたちもう2年付き合ってるじゃん?で、2年たってもこんなに好きなわけ。だからこれからもずっと好きだと思うんだよね。それでさ……」って、指輪渡してきて「結婚してくれない?」ってうっそおおおおお!?!?!?!?!?

エピソード32


「えっ!?えっ!?!?」って戸惑いすぎて、本当は嬉しくて仕方ないのに「あー」とか「えー?」とか「うそぉ」とかなんとか言ってたら

エピソード33


彼が下唇を噛んで、で、腕をぐっと引っ張ってわたしを抱き寄せて耳元で「無理無理、断るとかナシだから」って笑ってきて、

エピソード34


それをきいて完全に安心して力が抜けたわたしは、彼の背中に手をまわして

エピソード35


「もう、強引なんだから」って笑ってそれで彼が「じゃあ決まりね」っていたずらに笑って、わたしたちは幸せに暮らしましたとさ。

エピソード36


っていう約4500字にわたる嘘をついた結果得られたのは、虚無感でしたとさ。


◆さいごに


以上、熱意と狂気のなせる技をご覧いただきましたが、いかがでしたか。

本当に彼氏彼女のいる人はぜひBetweenを本当に使ってみてください。実際に愛妻家で有名なshin5さん夫婦も使ってるみたいですよ。

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はい、どうぞお幸せに。来年は「エイプリルフールだから嘘だとおもった? ほんとうの話だよー^^」とか言って友達に怒られるような春が来ますように。それではみなさま素敵なエイプリルフールをー!





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