ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)との不倫を報じられたベッキー(31)。すぐに釈明会見を開いたが、CMの一部が、放映打ち切りとなるなど、大きなスキャンダルとなっている。
◆「ベッキー終わったな」ネット女子の反応は
日本中に大きな衝撃を与えたベッキーの不倫スキャンダル。好感度ランキング常連のタレントだっただけに、世間へのショックは大きい。
実際にネットの声を見てみると、 「最低!!本当に最低!!!!」 「ベッキー終わった」 「明るい元気キャラで売ってたのに、もう終わりだね」 「早く会見すりゃいいってもんじゃない」 「ベッキーちょっとがっつき過ぎでは?」 など非難の声が続出。女子たちの声は手厳しい。
◆ベッキーはいくら慰謝料を請求される?
今回の騒動について当事者のベッキーさんは慰謝料を請求される可能性はあるのか。アディーレ法律事務所の弁護士に聞いてみた。
「肉体関係(性交渉)があったのであれば、離婚に至らなくとも、ベッキーさんに対して不法行為(民法709条)に基づく慰謝料を請求される可能性があります。
ただ今回は、結婚後半年程度であり、不倫期間も短いようです。ベッキーと川谷さんの不倫の程度(実家に挨拶・ホテル宿泊などは通常許しがたい)を考慮しても、離婚した場合大きく見積もって200万円程度かと思います。
不倫の慰謝料は、『夫と不倫相手が二人で行った違法行為』の賠償責任なので、二人とも責任を負うことになります。
法的には『夫と不倫相手で合計いくら』という考え方なので、離婚しない場合は、あえて夫の財布から払ってもらうより、当然不倫相手に支払ってもらった方がいいということになります(後に夫と不倫相手との間に清算関係が残る可能性はあります)。」
◆肉体関係があったかが、重要な要素
「離婚しない場合は、『ベッキーさんと川谷さんとの交際関係』が夫婦関係を悪化させたこと自体に対する慰謝料となり、この場合、『肉体関係(性交渉)があったか』が相当重要な要素です。そもそも肉体関係がなかった(立証ができない)のであれば、慰謝料自体が発生しない可能性があります。
あくまでこの金額は裁判に至った場合に裁判所が認定する慰謝料の金額です。「裁判はやめてほしい」ということで、川谷さんが任意にお支払いするのであれば一千万単位の慰謝料を支払うこともあり得ると思います。」
◆慰謝料を請求されないケース
「ただしベッキーさんが最後まで『奥さんがいることを知らなかった。知らなかったことについて落ち度もなかった。』ということであれば、ベッキーさんに対しては慰謝料が発生しません。
また、ベッキーさんが、奥さんのいることを知った後、『夫婦関係が破たんしている』と落ち度なく信じ切っていたのであれば、ベッキーさんに対しては慰謝料が発生しないと考えられています。
夫婦関係の破たんについては、『別居』がひとつの判断基準とされています。当然、川谷氏は上記事情があったとしても慰謝料を払わねばなりません」とのこと。
不倫の代償は大きい。読者の皆さんには決して不倫に手を出さないように気をつけて。
◆「ベッキーは不倫にはまる女の典型?」コラムニスト東が斬る
ベッキーさんは不倫から抜け出せなくなる女の典型なのでは、という味方もある。恋愛コラムニストの東香名子氏は分析する。
「ベッキーさんといえば、親友は上戸彩さん。華やかな相手と結婚し、最近子どもも産まれているので、もしかしたら焦っていたのかも知れません。長い間恋人がおらず『幸せ』に飢えている女性の場合、たとえ結婚している男性でも、恋に落ちてしまったら、トコトン突き進んでしまうアラサー独女は案外多いものです。
流出した川谷さんのLINEを見ると『もう妻を愛してない』『離婚する』『僕も苦しい、一緒に耐えよう』『もっと早く君と会ってれば』という趣旨のの甘い言葉をかけているようですが、これは不倫男の常套句。
離婚するケースは少なく、愛人として何年もキープするケースが多いようです。そして女性は結婚できないまま、どんどん年齢を重ねていきます。写真を撮られなければ何年も関係がズルズル続いてたかもしれません。
もし離婚する気がないのであれば、適齢期にベッキーさんの前に『結婚』というニンジンをぶら下げて走らせているようなもの。今回のように不倫相手を実家に連れていく事例は聞いたことがありませんが、川谷氏はアラサー独女にとってはまさに「ゲスの極み」でしょう。とはいえ川谷さんが結婚しているという事実を知ってからも交際を続けたベッキーさんにも非があります。
ベッキーさんはLINEのやりとりで『幸せ』という言葉を連発していたようです。純粋で健気な姿をうかがわせますが、これは『不倫だけど私は幸せなんだ』と自分に言い聞かせてるような感じもします。推測の域を出ませんが、川谷さんは、ベッキーさんと結婚するために離婚する可能性はないのでは。」
川谷さんは本当に離婚する気はあるのか。今回の代償、社会的制裁はあまりにも大きかった。今後の動向に注目したい。
「不倫、ダメ絶対!」
取材協力: アディーレ法律事務所
画像:Becky ベッキー(@becky_dayo)(Instagram)より